2006年5月7日(日)九大貝塚グラウンドにて、今季初試合となる福岡大学戦が行われました。’06年度PALOOKASにとって初めての試合となるだけに、勝って秋シーズンへ向けて勢いをつけたいところです。
第1Q、九大のキックにより試合開始。続く福大の攻撃でファーストダウンを許してしまうものの、直後の福大のファンブルを九大ディフェンス(DF)がリカバーし攻守交代となります。しかし、九大オフェンス(OF)も思うようにゲインできず、パントに追い込まれてしまいます。ここから、互いに攻めあぐねる展開が続き、両チームとも流れをつかめないまま時間が過ぎていきます。試合が動いたのは第1Q終了間際、パントリターンで九大がファンブルし、ボールを福大に奪われてしまいます。
第2Q、九大DFは福大の攻撃を抑えきれず、2度のファーストダウンに続いて、先制点となるタッチダウンを奪われてしまいます。何とか巻き返そうと、九大OFは着実にゲインを重ねてファーストダウンを獲得しますが、あと1歩及ばず攻守交代。しかし、九大DFも意地を見せ、福大をパントに追い込みます。このパントをReturner#27米田(3)がビッグリターンし、九大は敵陣5yard付近より攻撃を開始します。しかし、福大DFに阻まれて得点できないまま4th downとなります。ここで九大はフィールドゴール(FG)を選択。Kicker#1阪本(3)がこれをきっちりと決め、3−7と追い上げます。その後の福大の攻撃も、DL#72辰巳(3)のナイスタックルなど九大DFがしっかりと押さえ、前半を終えます。
第3Q、福大のキックにより試合再開。ここから一気に逆転したい九大ですが、パスを相手にインターセプトされてしまい、攻撃権を奪われます。しかし、九大DFは焦らず確実に攻撃を抑え、ファーストダウンを許すことなく攻守交代。続く九大の攻撃では、QB#19北田(3)からWR#83梶原(3)へのパスが決まるなど、順調に攻撃を進めますが、ここでまたもファンブルを福大にリカバーされてしまいます。続く福大の攻撃を九大はなかなか抑えることができず、自陣深くまで攻め込まれます。なんとかパントに追い込み攻守交代しますが、九大は自陣1yard付近からの攻撃となります。九大OFはRB#27米田(3)のランなどでファーストダウンを獲得、逆転を狙います。
第4Q、QB#19北田(3)からWR#83梶原(3)、WR#81梶屋(3)へのパスが次々と決まり、九大OFは大きくゲインしますが、もう少しのところで福大のDFに阻まれます。さらには続く福大の攻撃でロングパスを決められ、自陣まで攻め込まれてしまいます。九大の必死のDFでパントに追い込みますが、九大に反則が出てしまい、攻撃権を奪うことができません。勢いに乗った福大はそのままタッチダウンを決め、九大は3−14と突き放されます。残り時間が少ない中、九大OFはなんとか攻撃を繋げようとしますがうまくいかず、そのまま試合終了。
新生PALOOKASの初戦は敗北という結果に終わってしまいましたが、この敗戦で学んだことは沢山あります。福大は秋のリーグ戦でも対戦する相手です。春の間に成長し、秋には必ず勝利します。