寒さも一段と厳しくなってきた12月11日(日)、平和台陸上競技場にて黒田ボウルが行われました。試合の相手は関西の強豪、大阪学院大学BLUE PHOENIX。平和台ボウルでの雪辱をはらすために、PALOOKASは気合いも十分にフィールドに立ちました。
第1Q、学院大のキックにより試合開始。Returner#11田川(4)がリターンに挑むも、学院大のカバーに阻まれ、あまりリターンできません。PALOOKAS自陣15yardからの攻撃。QB#4辰野(4)のランにより約8yardのゲインをはたすも、その後厚いディフェンス(DF)に阻まれ、一度もファーストダウンを獲得できないまま攻守交替。学院大はショットガンフォーメーションから、ラン中心にせめてきますが、九大DF陣これを許しません。しかし第1Q残り5分、次々に学院大のランによる攻撃が進み、タッチダウンを許してしまいます。(0−7)その後の攻撃でなんとかファーストダウンを獲得するも、痛恨のファンブルにより攻守交替し、ここで第1Q終了。
第2Q、いきなり九大のパスインターフェアの反則をとられ、学院大は九大陣5yardまで前進。なんとかタッチダウンを止めたい九大ですが、学院大のオフェンス(OF)陣の勢いをとめることができず、そのままタッチダウン(0−14)。九大自陣30yardからの攻撃。QB#4辰野(4)からWR#83梶原(2)への約10yardのパスが成功、WR#80工藤(4)のランが決まるなど、次々ファーストダウンを獲得するも敵陣ではなかなか前進することができずに攻守交替。学院大自陣32yardから約65yardのパスを決め、そのままタッチダウン。(0−21)実力の差をみせつけます。その後の攻撃で、QB#4辰野(4)からWR#80工藤(4)へ40yardのパスが決まるが、QBサック、インターセプトによりまたもやタッチダウンを奪われ点差を離されます。(0−28)ここで九大得点の無いまま前半終了。
後半、九大のキックにより試合再開。後半開始約4分後、九大のパントをリターンタッチダウンされ、またも得点を許してしまいます。(0−34)しかし、このままでは終われません!九大自陣33yardからの攻撃。WR#83梶原(2)への10yardのパス、RB#27米田(2)の4yardのラン、WR#81梶屋(2)への20yardパス、WR#83梶原(2)への16yardのパスが次々に成功し、一気に攻め込みます。そして最後は主将、WR#80工藤(4)の14yardのパスにより、九大タッチダウン!!!(6−34)その後の攻撃でも、TE#3山下(4)への20yardのパス、RB#27米田(2)のラン、TE#82加藤(2)へのパスなど、九大OFの勢いはとまらずさらに追加点を加えます。(14−41)
第4Q、学院大の猛攻を九大DF陣がくいとめ、LB#2川島(3)のインターセプトにより、攻守交替!再びチャンスを手にし、RB#27米田(2)の約60yardのロングランでタッチダウン!!!!(20−41)続いて学院大自陣32yardからの攻撃。学院大はパス、ランを次々に繰り出し、ファーストダウンを獲得していき、敵陣15yard付近まで攻め込んできます。しかし九大DF陣も負けじとふんばり、両者一歩も譲らぬまま、ゴール前の長い長い攻防が続きました。しかし結局、学院大の猛攻を防ぎきれずにタッチダウンを許してしまいます。(20−48)しかし、九大も最後まであきらめず、意地を見せて、次のキックで、Returner#27米田(2)がリターンタッチダウンを決めます。(27−48)しかしその後、学院大にダメ押しの追加点を決められ、試合終了。(27−54)’05PALOOKASにとって最後の試合であった黒田ボウルは、残念ながら敗退に終わりましたが、関西リーグのチームと戦うということは、選手にとって大変貴重な経験になりました。このシーズンで得たものを糧にし、’06 PALOOKASは、“平和台優勝”という新目標を必ずや達成します!!!!