05/10/30(日) vs久留米大学戦 観戦レポート

2005年10月30日(日)、いよいよ最終戦。相手は宿敵久留米大学。プレーオフのかかった大事な試合だということもあり、スタンドには保護者のみなさまやOBをはじめとする多くの方々が応援に駆けつけてくださっていました。

高まる緊張の中、九大のキックオフにより試合開始!まず久留米大のオフェンス(OF)。ファーストプレイで14yardのパスを通され、ファーストダウンをとられるものの、DL#60瀬立(2)のロスタックルなど九大のナイスディフェンスにより、パントに追い込み、OFへとバトンを渡します。自陣20yardからのOFのファーストプレイは、今回の試合から復帰した主将工藤がキャリアーとなるプレイでしたが、ここで反則を取られてしまい、5yardの罰退。その後RB#11田川(4)、#27米田(2)のランでドライブしますが、ファーストダウンならずパントに…。しかしここで久留米ディフェンス(DF)が反則をおかし、九大5yard前進しファーストダウンを獲得!!九大OFはこのチャンスを見逃しませんでした。TE#5水上(4)へのパス、HB#3山下(4)のランなどにより、自陣45yardまでじりじりと前進。そしてそこから、RB#27米田(2)の55yardのランにより、九大先制!!ラインのナイスブロック、RB#27米田(2)のナイスラン、OF全員で勝ち取ったタッチダウンでした☆さらにここで九大は2ポイントコンバージョンを選択。QB#4辰野(4)がエンドゾーンにボールを持ち込み、2ポイント・コンバージョン成功!!九大8点を獲得します。しかし、1本タッチダウンを取ったくらいではまだまだ九大の勢いは止まりません。久留米に攻守交替した1プレイ目、こぼれたボールをLB#54柴尾(4)が執念で押さえ、敵陣20yardという絶好のフィールドポジションから、またしても九大の攻撃に。ここでもチャンスを逃さず、QB#4辰野(4)からWR#80工藤(4)へのパスが決まり、主将工藤、鮮やかな復活タッチダウンを決めました!!(P.A.T失敗。14−0)久留米大も反撃しようとしますが、DL#60瀬立(2)のQBサック、LB#54柴尾(4)のナイスタックルなどにより、久留米OFにリズムをつくらせません。

九大のペースを保ったままゲームは第2Qへ突入。自陣32yからの九大OF。HB#3山下(4)の16yardのラン、WR#83梶原(2)の22yardのパスにより、一気に敵陣30yardまで前進。そこからRB#11田川(4)のランにより、貴重な追加タッチダウン!!(P.A.T成功。21−0)OFが勢いに乗れば、DFもそれに応えます。DL#90福江(2)のロスタックルをはじめとする、DFの猛攻に久留米OFは沈黙。さらに、つづくパントをReturner#83梶原(2)が、敵陣34yardまで返すと、OFもタッチダウンまではいかないものの敵陣15yardまでドライブし、そこからフィールドゴール(FG)を決め、さらに久留米を突き放します。(24−0)ここで前半残り1分49秒。このまま久留米にタッチダウンを許さないままハーフタイムを迎えたい九大。しかし敵もさるもので、自陣26yardからパスを中心にじりじりドライブ。ゴール前9yardまで前進され、ひやりとするプレイもありましたが、DFがタッチダウンは許さず、久留米はFGに挑戦。しかし九大のナイスプレッシャーにより失敗。24−0で前半を終えます。

第3Q、久留米のキックにより試合再開。キッキングチーム一丸となったナイスブロックにより、Returner#27米田(2)がタッチダウンかと思われるほどのナイスリターンを見せます。しかし今回のOFは得点に結びつけることができず、攻守交替。つづくDFは、LB#59瓦田(3)のロスタックル、DL#72辰巳(2)のナイスプレッシャーなどにより久留米のゲインを許さず、OFにつなぎます。OFもこのDFのがんばりにこたえ、攻守交替した最初のプレイでOL気迫のブロックで道をこじあけ、そこをRB#27米田(2)が走り抜け、56yardランでタッチダウン!!(P.A.T成功。31−0)その後もDL#96恵良(2)のロスタックル、LB#59瓦田(3)がハードタックルにより久留米QBのファンブルを誘発し、それをDL#90福江(2)が押さえるなど、DFもその勢いを止めません。

第4Qに入り、久留米もパスを中心にエンドゾーンを狙いますが、DL#96恵良(2)のQBサック、DB#31藤上(4)のナイスパスカットなどもあり、得点には結びつきません。OFも順調にランで時間を稼ぎ、最後は九大のカウントダウンで試合終了!31−0という完封勝利を収め、見事久留米に3年ぶりに勝利しました!!

今回無事勝利することができたのは、選手やスタッフ全員が互いに信じあい、一丸となれたこともありますが、何より大きかったのは多くの方からの応援だったように思います。遠方からお忙しい中わざわざ会場に足を運んでくださった、保護者やOBの方々、また会場にはきていただけなくともメールなどで励ましをくださったり、遠くから応援していただいたりと、本当に多くの方々の支えがあっての勝利なのだとあらためて感じました。本当にありがとうございました。次のプレーオフでも西南学院大学に勝利し、必ず王座奪還を果たしたいと思います。応援よろしくお願いいたします!!