05/10/10(月) vs福岡大学戦 観戦レポート

2005年10月10日(月)春日公園球技場にて、秋季リーグ4戦目となる福岡大学戦が行われました。九大は、春のオープン戦で24−35と敗れている福大相手でありプレーオフに持ち込むためにも負けられない相手です。

14:00九大Kicker#1阪本(2)のキックにより試合開始。第1Q、福大の攻撃で1回のファーストダウンを獲得されるもパントに持ち込ませ、攻守交代。九大自陣5yardからの攻撃となります。QB#4辰野(4)からHB#3山下(4)へ11yard、WR#18高橋(4)へ3yardのパスが決まり、さらにRB#27米田(2)の17yardのラン、HB#3山下(4)の15yardのランにより福大陣まで攻め込みます。しかし、九大のファンブルを福大にリカバーされてしまい、攻守交代。福大オフェンス(OF)の攻撃は、DL#96恵良(2)やLB#59瓦田(3)のナイスタックルにより、あまりゲインさせません。続いて、九大OFは九大陣30yardからの攻撃。ギャンブル成功により、ファーストダウンを獲得しますが、パントとなり攻守交代。ここで、第1Q両者得点を得ることなく終了となります。

第2Q、九大陣13yardからの攻撃となりますが、福大のディフェンス(DF)を前にしてあまりゲインができず、パントに持ち込まれます。続く福大の攻撃を4回で抑え、九大陣5yardからの攻撃。ここでも、九大OFはあまりゲインができず、パントとなります。第2Q中盤、福大の攻撃でLB#2川島(3)がQBサックをします。しかし、その後福大にタッチダウンパスを決められ先制されてしまいます。前半終了まで残り2分。九大は九大陣39yardからの攻撃となります。QB#4辰野(4)からHB#3山下(4)への22yardのロングパスが決まり、九大は福大陣18yardまで攻め込みます。しかし、タッチダウンを奪うことができず、フィールドゴール(FG)狙うこととなります。しかし、Kicker#11田川(4)のキックは決まらず、攻守交代となります。続く福大の攻撃で、福大のファンブルをDL#96恵良(2)がリカバーし、得点のチャンスを得ます。前半残り時間がわずかなため、再びFGを狙います。今度は、Kicker#11田川(4)がきっちり決め、3−7と福大リードのまま前半終了となります。

第3Q、福大のキックにより試合再開。Returner#11田川(4)が30yardものリターンをみせ、九大は九大陣49yardからの攻撃となります。QB#4辰野(4)からWR#18高橋(4)への12yardのパスが決まり、RB#27米田(2)の11yardのラン、RB#11田川(4)の13yardのランにより、福大陣2yardまで攻め込み、RB#11田川(4)のランによりタッチダウン。ポイント・アフター・タッチダウン(P.A.T)もKicker#11田川(4)がきっちり決め、10−7と逆転します。続く福大の攻撃で、福大のパスをDB#7長嶋(2)がインターセプトし、自ら持ち込んでタッチダウン。17−7と福大を引き離します。波に乗った九大は、LB#2川島(3)の本日二本目となるQBサックも飛び出し、福大OFを阻みます。しかし、QB#4辰野(4)からWR#18高橋(4)へのパスをインターセプトされてしまいます。福大は、その後タッチダウンを決め、17−14と攻め寄ってきます。第3Q終盤、RB#11田川(4)の52yardのランが決まり、RB#27米田(2)のランによりタッチダウン。さらに、LB#59瓦田(3)がQBサックをし、勢いに乗った九大は、九大陣42yardからの攻撃で、QB#4辰野(4)からWR#18高橋(4)への53yardのタッチダウンパスが決まり、2ポイント・コンバージョンをQB#4辰野(4)がきっちり決め32−14とします。

第4Q、福大の攻撃でロングゲインを許してしまうものの、LB#59瓦田(3)の本日2本目となるQBサックなどにより、なんとか持ち堪えます。九大の攻撃は、4回に抑えられ、続く福大の攻撃。DL#51宇田(4)のQBサックもありましたが、九大DFの反則により、福大OFは着々とゲインしていきます。しかし、試合終了間際、DB#7長嶋(2)の本日2本目のインターセプトにより、攻守交代。そして、試合終了。

福大戦の勝利により、プレーオフへの望みは残されました。しかし、OF、DFの両方にも、課題が残された試合であったと思います。次の対戦相手は3連覇を狙う、久留米大学。『王座奪還』を果たすためには、なんとしてでも勝たなくてはなりません。