05/09/19(月) vs九州産業大学戦 観戦レポート

9月19日、春日公園球技場にて、九州産業大学と秋・九州リーグの第2戦目を行いました。初戦の宮崎大学に負けを期してしまい、もうあとのない状況に追い込まれた九州大学PALOOKASは言葉では表すことのできないような緊張感と共にこの日をむかえました。時々、激しい雨の降る不安定な天気でしたが、たくさんの応援に来てくださった方々の声援に後押しされ、選手が入場しました。

第1Q、九大のキックにより試合開始。九産大の自陣32yd地点からの攻撃となりましたが、九大DFはしっかり4th downでパントに追い込み、攻守交替となります。九大は自陣45yd地点からスタート。RB#11田川(4)、#27米田(2)がナイスランをみせ、2度のフレッシュを獲得し、敵陣19yd地点まで攻め込みますが、タッチダウンまでは獲得ならずFGを選択します。これをKicker#11田川がきっちりきめ、3−0と先制しました。その後の九産大の攻撃も、この試合からOF、DF共にスターターとして出場したDL#60瀬立(2)、#72辰巳(2)の活躍で前進を許しません。九大は、QB#4辰野(4)、WR#83梶原(2)へのパス成功、RB#27米田(2)のロングランで敵陣ゴール前まで進めますが味方の反則もありまたもタッチダウンを奪うことはできません。FGも失敗に終わり、3−0のまま終了しました。

第2Q、序盤は互いに目立ったプレーは無く淡々と時間だけが進む展開となりますが、均衡を破ったのは九大でした。RB#27米田(2)の33ydのランで待ちに待ったタッチダウン!!Kicker#11田川もP.A.Tをきめ、九大は7点を追加して10−0と九産大を突き放します。つづいて、九産大のOFとなります。九産大はファンブル等のミスが多々ありましたが、DFはそのまま9yd地点まで攻め込まれてしまい、前半終了間際にFGをきめられてしまいます。10−3で後半をむかえることになります。

第3Qは、九産大のキックで試合再開。九大自陣27yd地点から攻撃開始です。QB#4辰野(4)からWR#18高橋(4)へのパスで攻め、九大は後半最初のシリーズでそのまま、またもRB#27米田(2)のタッチダウン。17−3とします。その後も九大が押し気味に試合を進め、後半には九産大のファンブルを九大がリカバーするというナイスディフェンスから、RB#11田川(4)のランで再びタッチダウンを奪います。これにより、24−0。

第4Qも九大優勢の試合展開となりますが、ここで九大の毎回の反省点である反則が目立つようになります。2度のタッチダウンプレーが反則によって無効となってしまいます。それでも序盤にKicker#11田川(4)のFG、終盤にWR#81梶屋(2)のパスキャッチのよるタッチダウンで最後には34−3で九大の勝利で試合終了となりました。

まさに崖っぷちという状況でむかえた九州産業大学との試合はこのようなかたちで無事勝利で幕を閉じました。しかし、これからも課題も多くみえました。九産大に勝利したとはいえ、もう絶対に負けられないという状況に変わりはありません。これからは、これまで以上に厳しい試合が予想されます。けして、気を抜くことなく最後まで力を尽くしていきたいと思います。九州リーグ残り3試合、必ず、勝利したいと思いますので応援よろしくお願いします。